クリックしてPDFをダウンロード
釣狐(つりぎつね)
出演
白蔵主/古狐 金田 弘明
猟師 前田 晃一
あらすじ
一族を釣り絶やされ、今はわが身も狙われている古狐が、猟師の伯父、白蔵主に化け、猟師の住まいを訪ねます。白蔵主は猟師に釣をやめさせようと、狐の執心の恐ろしさを物語り、改心させることに成功します。白蔵主は喜び、小歌を謡いながら帰る途中で、先ほど猟師に捨てさせた、美味しそうな餌のついた罠を見つけると…非常な修練と体力を要する、習いの重い大曲です。
樋の酒(ひのさけ)
出演
太郎冠者 三宅 右矩
主 髙澤 祐介
太郎冠者 三宅 近成
あらすじ
外出する主人に、酒蔵と米蔵の番を任された二人の家来。やがて酒蔵の次郎冠者は、酒の盗み飲みを始めてしまいます。その様子を蔵の窓越しに見ていた米蔵の太郎冠者も酒を欲しがりますが、番をしている蔵を空けることはできません。次郎冠者は長い樋(雨どい)を持ち出して、窓越しに酒を流して太郎冠者に飲ませると・・・
金岡(かなおか)
出演
金岡 三宅 右近
妻 大塚 出
地謡 三宅右矩/三宅近成/髙澤祐介/前田晃一
あらすじ
稀代の絵師「金岡」が、数日間も家に帰らないことを心配した妻が、洛外を探しに行くと、恋に狂った様相で泣いている夫を見つけます。金岡は、宮中に絵を描きに行った際に出会った、美しい女中の顔が忘れらないと妻に語ります。当然、妻は怒りますが、女は化粧次第でいくらでも美しくなるものと言い、自慢の絵筆で自分の顔に彩色をしてみよと金岡に勧めます。そこで金岡は筆をとり、妻の前に臨みますが・・・「釣狐」、「花子」と並び、和泉流のみにある大曲「金岡」を格調高く演じます。
インフォメーション
日時
2023年(令和5年)7月23日(日) 午後14時開演(13時開場)
会場
料金
お申し込みは↓のボタンを押してください。