庵の梅
出演
老尼 三宅 右近
女 高澤 祐介
立衆 前田 晃一/金田 弘明/土屋 光/倉田 周星/三宅 近成
笛 一噌 幸弘
小鼓 曾和 正博
大鼓 大倉 慶乃助
あらすじ
老尼の住まう庵の梅が盛りになったと、住吉の里の女たちが老尼をたずねます。女たちは老尼に招き入れられると、和歌を短冊にしたため梅の枝に結び、酒宴を始めます。女たちは花の下で謡い舞い、老尼も皆の求めに応じてひとさし舞います。やがて日が傾き、女たちは暇乞いをすると、老尼は梅の枝を土産にもたせて見送るのでした。
「比丘貞」「枕物狂」とならぶ、三老曲の一曲。梅の花咲く早春の景色のもと、老尼と、それを見舞う女たちの心の交流が謡と舞に彩られ、優雅に穏やかに描かれます。
鬼瓦
出演
大名 三宅 右矩
太郎冠者 大塚 出
あらすじ
長らく在京していた大名が帰郷することとなり、召使いの太郎冠者を引き連れ、日頃から信仰している因幡堂の薬師如来にお礼参りに出かけます。国もとにも薬師如来の堂を建立しようと堂内を見て回る大名は、ふと鬼瓦に目が止まり…
木六駄
出演
太郎冠者 三宅 近成
主 吉川 秀樹
茶屋 三宅 右矩
伯父 三宅 右近
あらすじ
年の暮れ、奥丹波に住む主人は、木六駄と炭六駄を牛に乗せ、太郎冠者を京の伯父のもとへと遣わします。太郎冠者は大雪の中、蓑笠をつけ、右手には鞭、左手には酒樽を持ち、十二匹の牛を追い、ようやく老の坂の峠の茶屋にたどり着きます。 太郎冠者は寒さを凌ごうと、亭主に酒を所望しますが、あいにく酒を切らしているため、伯父へ贈る手酒に手を付けてしまい、茶屋との酒盛りを始めてしまいます。
インフォメーション
日時
平成29年11月19日(日) 午後1時開演(12時開場)
会場
料金
S席 7,000円/A席 5,000円/自由席 3,000円
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